ホームページのインデックスがいきなり0に!意外な原因と解決法とは?
1.問題発覚
さっそくですがこちらの画像をご覧ください
画像はgoogleの提供するSerch Console(旧ウェブマスターツール)で分析したインデックス数のグラフです。
ご覧のとおり、2016年からインデックス数が急激に少なくなりはじめ、そこから急降下..
1月12日にはついにインデックス数【0】。
クロール・・・されていない・・・だと・・
このような事態に直面したのは初めてで、直感的にgoogleのペナルティかと思いました。
しかし、結論から言うとそうではなく、1月21日現在インデックス数は順調に回復してきています。
以下、発覚から回復までに行った作業をご紹介します。
2.ホームページの中身を見直す
ホームページに致命的な欠陥があるかどうか、調べてみました。
調べるツールはいろいろとありますが、googleの提供するツールを一つご紹介します。
PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
ページの表示スピードを調べるサイトです。
測定結果が30台とか40台など極端に遅ければgoogleからの評価は下がると思います。
今回インデックスの消えてしまったページは57でしたので、まぁ早くは無いですが、致命的な数値ではありませんでした。
W3Cの提供するホームページチェックツール
https://validator.w3.org/
こちらも特に問題はありませんでした。。
3.ウェブマスターツールへGO
次に、サイトマップを作成し、Serch Console(旧ウェブマスターツール)から送信してみました。
数日間様子を見ましたが、効果なし。
改めてSerch Consoleをよく見てみると、robot.txtのエラーがかなり発生している模様。。
■robot.txtのエラー
そして、ついに原因が判明しました。。
★robots.txtがクロールしてきた時に、サーバーエラーを返してしまうとインデックスが削除される
問題のサイトはロリポップサーバーを利用していますが、たまに応答しない時間があります。
今回は運悪く、その「サーバー応答なし(500エラー)」時間とロボットがクロールした時間が一致してしまったようです。
安いサーバーだから仕方ありませんね!(怒)
原因は判明しましたので、あとはgoogleに「もう一度クロールしに来てください」とお願いするだけです
通常2日ほどでクロールしてくれるようです。
robots.txtと呼ばれるテキストファイルをサイトの直下(トップページのあるところ)に入れておきます。
これ、本来は無くても問題ないファイルですが、今回のような事態に直面した場合は入れておきます。
robots.txtに以下を記述
User-Agent: *
Disallow:
日本語で「ロボットさん、僕を見て」と書いてあります。
その後、googleへクロールを依頼します。
Serch Consoleから「robots.txt テスター」を選択し、「送信」してください。
「Fetch as Google」を選択し「取得」をクリック。
問題が無いことを確認します。
その後1周間程様子をみてください。
今回の問題のサイトはこれで回復しました。
4.まとめ
・indexがいきなり0になったらペナルティかどうか調べる
・robot.txtのエラーがあるかどうか、Serch Console(旧ウェブマスターツール)で調べる
・クロールエラーがあれば、robots.txtを作成しgoogleに送信する
以上です
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